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 今まであちこちのギャラリーやイベント展示などに行き、いろいろなモノを見てきましたが、今回銀座のNAXギャラリー外部ウィンドで見たモノはその中でもトップ3に入るだったと思います。

凝縮の美学 名車模型のモデラーたち 展



  • ギャラリー1(東京)
    • 【日時】
      2011年6月3日(金)~2011年8月20日(土) 休館日:日祝日、8/12-17
      10:00~18:00
    • 【場所】
      〒104-0031
      東京都中央区京橋 3-6-18 LIXIL:GINZA 2F

       
  • 他の会場と日時
     
  • 詳細情報外部ウィンド

 何度か当ブログをご覧になった方ならお分かりでしょうが、現在の私の制作はキャラクターモデルが中心です。スケールモデルとなると、2年前にゼロ戦を作った(素組)ことぐらいで、車の模型となるとミニ四駆を除けば、小学生低学年にまで遡らないとなかったと思います。
 ですからそちら方面の知識などは持ち合わせていないのですが、そんな私が見ても上記展示会場にあった自動車模型のクオリティーとそれを作った方々の熱意は尋常ではない、と感じられました。
 なんだか見ていると、「これ、ガソリン入れたら走るんじゃないか?」とすら思えました。

 中でも驚いたのは会場の中ほどに飾られていたフェラーリ 250GTO(スケール 1/5)のフルスクラッチでした。
 それは材料のほぼすべてがバルサ材外部ウィンドで作られていたのです。車体はもちろん、タイヤ、内部のエンジンやハンドルなどもバルサ。見た限りではバルサでないのはシートベルトくらいだった気がします。
 実は会場で制作者である山田健二 氏とお会いできたので、模型についても話を聞かせて頂きました。
 その話の中で何故バルサだけで作ったかというと、「加工しやすいから」だからだそうです。
 それを聞いたときは心底感心しました。
 いくら加工がしやすいといっても、1/5となるとかなりの大きさ。思いついてもなかなかできることではないでしょう。
 むしろ柔らかすぎるとさえ言えるバルサで作るのは逆に面倒なのではとすら思いました。
 興味を持たれた方は下記リンク先の山田氏のブログ上外部ウィンドに制作過程が掲載されているのでご覧になってみたください。(展示会場の写真なども載っています。私は見ることに集中して会場の写真を撮ってませんでした。尚会場内は撮影可です。)

 展示品には完成品以外にも制作過程のパーツ、工具、治具などもあり、どれも見ごたえ十分でした。
 残念ながら私が見に行ったのが最終日だったため東京ではもう見れませんが、大阪、名古屋のINAXギャラリーに巡回しますので近郊にお住まいの方はご覧になってみては。
 一見の価値ありです。

 では、また

【上記以外の会場と日時】

ギャラリー大阪

  •  【日時】
    2011年9月3日(土)~2011年11月17日(木)
    休館日:水曜日10:00~17:00
  •  【場所】
    〒541-0056
    大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-3
    伊藤忠ビル1F LIXIL大阪水まわりショールーム内
     

ギャラリー名古屋

  • 【日時】
    2011年12月2日(金)~2012年2月23日(木)
    休館日:水曜日、年末年始10:00~17:00
  •  【場所】
    〒460-0003
    愛知県名古屋市中区錦1-16-20
    グリーンビル LIXIL名古屋ショールーム 水まわり館 2F


【書籍】



【関連リンク】

フェラーリ 木製モデラー 山田健二の世界


ジェラルド・A・ウィングローブ氏のサイト(英語)


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