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先日、当ブログで紹介させていただいた、【WildRiver荒川直人 ジオラマ作品展】に行ってきました。
WildRiver荒川直人 ジオラマ作品展
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期間
2012年7月5日(木)~12日(木)
時間:10:00~20:00 金・土のみ21:00まで
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展示会場
コトブキヤ 秋葉原館 5F <コトブキヤベース・アキバ>
http://main.kotobukiya.co.jp/store_info/akihabarakan.html
〒101-0021
東京都千代田区外神田1-8-8
TEL:03-5298-6300
大半の展示品は雑誌などで見たことのあるモノでしたが、それでも現物を見に行ってよかった、と思いました。
360°あらゆる方向から鑑賞可能というだけあって、見応え十分でした。
以下では特に印象的だったものを取り上げさせていただきます。
構成
こちらは「漆黒のダイブ」という宇宙空間での砲撃シーンのジオラマです。
普通ジオラマの台が地面でそこに人などが立っているというのが定石ですが、上も下もない宇宙空間を大胆な構図で表されていました。
照明
こちらは「天光深渕」という洞窟内を移動中のワンシーンを表現したジオラマです。
この展示品の置かれている場所は照明が落とされていた上に、四方を岩を模した塊で囲っているため一見すると何処に何があるのか分かりにくいです。しかし、その内部からLEDの光で照らし出された部分を覗き込ませることで狭い洞窟内を見せるていました。
あえて見えにくくする、というのもありなんですね。
この他にも数点LEDを組み込んだものがあり、それぞれ違った光の扱い方が面白かったです。
質感
躍動感のある生物の体のシワ(「いななき / neigh」)、硬い金属の塊のメカと柔らかい布との対比(「厳雪風神」)など、どの展示品も様々な質感が織り交ざっていました。
素材の使い方と塗装による汚しや光沢の表現がとても勉強になりました。
その他
展示品以外にも、上のような製作に当たってのメモ書きやスケッチ、製作現場のの写真なども飾られていました。
さすがにアレだけ情報量の詰まったジオラマになると準備も入念ですね。
会場内の展示品の中には電動の回転台の上に飾られていたものもあり、360°見れるようになっているものもあったのですが、大半は壁に沿って並べられているため、反対側がどうなっているのかは見れませんでした。
会場のスペースなどを考えれば仕方ないのでしょうが、いっそのこと後ろに鏡でも設置して欲しかったです。
それが唯一の不満と言えば不満でした。
会場内に飾られている作品は私が数えた限りでは57点と多いですので、じっくり見たいとなれば時間に余裕を持っていった方がよろしいかと思います。
とは言っても、会期は12日までとあまりありませんので、平日無理と言う方はこの週末に行くしかないと思いますのでお早めに。
加えて、この書き込みがされた本日、つまり7月7日(土)の18時から会場内でトークショーも行われるそうです。
そのあたりの詳しい情報は、以下のリンク先の荒川氏のブログをご覧ください。>>
なお、会場内の撮影は可能です。
最近のコンデジなら接写にも強いものが多いでしょうからちょうど良いかもしれませんが、所によって薄暗いので高感度撮影が可能なものの方がより良いと思います。(ISO感度で言うと、最低800、出来れば1600くらい)
デジタル一眼をお持ちで広角レンズもあるなら、面白い写真も撮れるかもしれません。
ただし、数点を除いて作品にはカバーなどがされてないので近づきすぎて作品に触れてしまったりしないようお気をつけて。
勿論、他のお客さんに迷惑を掛けないことを大前提で。(特に週末は人が多いでしょうから撮り難いと思いますので)
以上、長々と書き連ねてきましたが、【WildRiver荒川直人 ジオラマ作品展】レポでした。
では、また。
【関連情報】
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WildRiver-World
http://wildriver-world.com/
荒川氏の個人サイト。
個展の詳細や過去の作品や現在の制作状況などを掲載
【関連書籍】
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WildRiver's S-WORLD
WildRiver荒川直人スケールモデル円形劇場作品集
荒川氏のジオラマ(円形劇場)の作品集。
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WildRiver’s G-WORLD 『円形劇場』
演出師 Wild River荒川直人 ガンダム情景作品集
荒川氏のジオラマ(円形劇場)の作品集のガンプラ版。
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