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前々回の作業報告でゼロ戦とエクシア、フルスクラッチの猫の制作を進めている、とお届けしましたが、現在この3点は作業をストップしています。
というのも、急遽10月上旬までにある模型を作りたくなり、そちらを最優先で進めているからです。
その模型は以下の2点を組み合わせて作る、いわゆるミキシングビルドです。
分かったとしたら多分私と近い世代の方でしょう。
というのも、急遽10月上旬までにある模型を作りたくなり、そちらを最優先で進めているからです。
その模型は以下の2点を組み合わせて作る、いわゆるミキシングビルドです。
- BB戦士 頑駄無副将軍(以降 福将軍)
- BB戦士 頑駄無福将軍(以降 三代目)
分かったとしたら多分私と近い世代の方でしょう。
答えは、かつてコミックボンボン(Wikipedia 参照で連載していたマンガ『超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)』(Wikipedia 参照)に登場したオリジナル武者「大福将軍」(Wikipedia 参照)です。
何故コレを急に作ることになったかは後々語るとして、現在までの進行状況を報告させていただきます。
まずは、2つを混ぜあわせてみました。
福将軍の方からパーツを何点か移植しただけですが、これでもほぼ見た目は再現されています。
あとは塗装とマスクを足すくらいでしょう。
しかし、流石に20年以上前のキットだけに今の目で見るとあちこち粗が目立ちます。
具体的には、
- 所々にあるバリ、凹凸
- 不均一なスジ彫り
- 面のメリハリが乏しい
- 可動範囲が狭く、ポーズが取り難い
- メッキに細かなゴミ(?)が混入
- 武器の接続軸などの見た目がオモチャっぽい
なので、今回は以下の点を中心に改修を施していこうと思っています。
- パーティングライン消し、平面出しやエッジのシャープ化などの各種基本処理
- スジ彫りの彫り直し
- 各関節の可動範囲拡大とプロポーションの改修
- メッキは落として、塗装で再現
- 各所のディテールアップ
- 接続方法をマグネットに置き換える
まず最初にメッキはすべて漂白剤で落としました。(上記画像では足の部分)
続いて、鎧や武装の類は取り外して後回しにし、土台になる素体の関節を改修しました。
上記の写真では、まだ関節の軸の長さを調整していないので長めになっています。
これらは後の工程で鎧などをつけられるようになってから全体のバランスと可動に干渉しないかを確認してからカットする予定です。
では、今度は頭部、胴体、脚部、腕部に分けて解説していきます。
頭部
頭部内部(1)と胴体の付け根(2)にそれぞれポリキャップを仕込み、以下の画像のように前後左右に振れるようにしました。
胴体
こちらはまず、腰の部分で上下にカットし、ここでもポリキャップを入れ、以下の画像のような回転機構を追加。
更に下半身のスカート部分はすべて胴体と一体化されていたので前後左右それぞれに分割し、裏を埋めてから接続部分にスプリングを入れ、脚の動きに合わせて独立して動くようにしました。
脚部
脚部は足首にボールジョイント、股にポリキャップを埋め込み、間にポリキャップを用いた関節パーツを作りそれぞれを接続しました。
これで以下の画像のように前後左右へのスイングが可能になりますし、ボールジョイントも仕込まれているので足の接地もしやすくなりました。
腕部
肩関節
肩と上腕
肘
最後に腕部ですが、ここが一番可動が多くなりました。
肩関節(上記画像 上)はもともとあった軸とポリキャップをカットし、胴体側にボールジョイント、腕側はポリキャップを埋め込みそれぞれ可動させました。
肩と上腕の間(上記画像 中)も上下に切り、軸とポリキャップを仕込み回転機構を追加。
最後に肘関節(上記画像 下)にも軸を仕込み、下腕側には回転するようにしたポリキャップを設置し肘の動きを再現しました。(かなり可動範囲は狭いですが…)
動きはそれぞれ以下のようになりました。
以上で関節機構を中心とした改修作業は終わりです。
この後は全体のバランスを見ながらディテールアップ作業をひたすら進める予定です。
現状の進行具合を見る限り、冒頭で述べたようにた10月上旬頃の完成させるのは厳しそうです。
良くても工作までで、塗装作業を中旬から下旬にすることになるのではないかと思います。
ただそれは他の予定との兼ね合いもあるのでなんとも言えません。
善処します。
以上、非常に長くなりましたが作業報告でした。
では、また
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