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見方にもよりますが、何かを作るときは基本的に一人でやっています。
フルスクラッチ、サイト制作・運営、写真撮影etc
作る対象がそういうものが多かったのと自分の性格の結果だと思います。
誰かと一緒に作るというのは大学時代以降で、どちらかというと稀なケースだと思います。
慣れない相手や集団だと作ることよりそれらとのやり取りの方が大変だったりしました。
でも社会の中では大半のものがそういうもの。
人それぞれ考え方や立場があるのだからトラブルは大小起きるでしょう。
そういったことも考慮すると集団で何か一つのものを作っていく人たちにはある種敬意を感じます。
今回の本題はそれ。
不特定多数の人々によって作りあげられている2つのメディアのご紹介です。
フルスクラッチ、サイト制作・運営、写真撮影etc
作る対象がそういうものが多かったのと自分の性格の結果だと思います。
誰かと一緒に作るというのは大学時代以降で、どちらかというと稀なケースだと思います。
慣れない相手や集団だと作ることよりそれらとのやり取りの方が大変だったりしました。
でも社会の中では大半のものがそういうもの。
人それぞれ考え方や立場があるのだからトラブルは大小起きるでしょう。
そういったことも考慮すると集団で何か一つのものを作っていく人たちにはある種敬意を感じます。
今回の本題はそれ。
不特定多数の人々によって作りあげられている2つのメディアのご紹介です。
- Web R@dio Station“くりらじ”
http://www.c-radio.net/ - 文化系トークラジオ Life
http://www.tbsradio.jp/life/
まずは簡単にご紹介から。
民放ではなく、局長BJ(プロポットキャスター)を中心に様々な職種の個性的な有志から構成され、各自が持つネットの技術を駆使して配信されるインディーズ集団です。
時に無茶をしつつも民法ではできないことをやり、各自が言いたいことを言う。
資本はなくても熱意でカバー。
話の範囲は時にグローバルであったり、時々ローカルになったりもします。
番組の内容は政治
に科学
、マニアックなコンピューター情報
や自転車関連
、商品紹介
などを織り交ぜて、現在も増加中です。
(また、このくりらじから派生した科学専用サイト(Science-Podcast
)と自転車専門サイト(サイクリングPodcast
)もあります。)
出演者は社会学者や雑誌編集者、評論家などの各種文化の専門家。
しかし、そこで繰り広げられるのは、専門家同士の論議というよりは雑談です。
メインパーソナリティ鈴木健介氏(社会学者。通称チャーリー)を中心に5人のサブパーソナリティと時にまじめで専門的なことから、時に笑える個人的体験を面白おかしく語り合っています。
この会話を何かに例えるならそれは放課後の部室トーク。
過去に扱ったテーマは、「バブル
」、「政治
」、「教養
」などの比較的まじめな内容から、「友達
」、「しょうらいのゆめ
」、「若者文化
」など身近な話題までそろってます。
(「『モテる技術』の文化論
」なんてものまで・・・)
ラジオではよくリスナーが番組のテーマに沿ってメールを送り、それが番組で取り上げられるといったシステムがあります。
この2つの番組にもそういったシステムがあります。
けどそれ以上にリスナーが自発的にとった行動が番組の内容に取り込まれ、さらに拡大していくという事が起きています。
例えば最初はゲストとして出てた人がいつの間にかパーソナリティと化していたり、リスナーから送られてきた品物が素になってコーナーが展開したり、リスナーの方が作った音楽が番組のBGMとして使われたりもしました。リスナーの中にはSNSなどを活用し、リスナー間での交流などが生まれたりもしています。
それらはあくまでシステム外の出来事です。
参加できるシステムがあるから参加するWeb2.0的なものでなく、参加したいから行動して、結果それがシステムと成っていると思います。
最初に述べたように、集団で何かを作ることはいろいろな困難が伴うことだと思います。
それを仕事というシステムにすることでその困難を乗り切り、よりよいモノができる。
それもまたすごいことだと思います。
けれど、ただそれが好きだから、やりたいから自ら参加し、それがよりよいモノとして作られていくというのもまた違った意味ですごいことなのでは、と思います。
この2つの番組が今後どのように作られていくのか楽しみです。
随分熱く、長く語ってしまいました。
この2つの番組が私はもともと好きなので大なり小なり贔屓目に書かれていると思います。
だから正直番組の説明をうまくできているかと言うと甚だ不安です。
すいません。
ただ、これだけは言っておきます。
聞いてみてください。面白いですよ。
では、また
Web R@dio Station“くりらじ”
くりらじは山口県下関市を中心に1999年から始まったインターネットラジオ局。民放ではなく、局長BJ(プロポットキャスター)を中心に様々な職種の個性的な有志から構成され、各自が持つネットの技術を駆使して配信されるインディーズ集団です。
時に無茶をしつつも民法ではできないことをやり、各自が言いたいことを言う。
資本はなくても熱意でカバー。
話の範囲は時にグローバルであったり、時々ローカルになったりもします。
番組の内容は政治
(また、このくりらじから派生した科学専用サイト(Science-Podcast
文化系トークラジオ Life
LifeはTBSラジオから放送されているラジオ番組の一つ。出演者は社会学者や雑誌編集者、評論家などの各種文化の専門家。
しかし、そこで繰り広げられるのは、専門家同士の論議というよりは雑談です。
メインパーソナリティ鈴木健介氏(社会学者。通称チャーリー)を中心に5人のサブパーソナリティと時にまじめで専門的なことから、時に笑える個人的体験を面白おかしく語り合っています。
この会話を何かに例えるならそれは放課後の部室トーク。
過去に扱ったテーマは、「バブル
(「『モテる技術』の文化論
ラジオではよくリスナーが番組のテーマに沿ってメールを送り、それが番組で取り上げられるといったシステムがあります。
この2つの番組にもそういったシステムがあります。
けどそれ以上にリスナーが自発的にとった行動が番組の内容に取り込まれ、さらに拡大していくという事が起きています。
例えば最初はゲストとして出てた人がいつの間にかパーソナリティと化していたり、リスナーから送られてきた品物が素になってコーナーが展開したり、リスナーの方が作った音楽が番組のBGMとして使われたりもしました。リスナーの中にはSNSなどを活用し、リスナー間での交流などが生まれたりもしています。
それらはあくまでシステム外の出来事です。
参加できるシステムがあるから参加するWeb2.0的なものでなく、参加したいから行動して、結果それがシステムと成っていると思います。
最初に述べたように、集団で何かを作ることはいろいろな困難が伴うことだと思います。
それを仕事というシステムにすることでその困難を乗り切り、よりよいモノができる。
それもまたすごいことだと思います。
けれど、ただそれが好きだから、やりたいから自ら参加し、それがよりよいモノとして作られていくというのもまた違った意味ですごいことなのでは、と思います。
この2つの番組が今後どのように作られていくのか楽しみです。
随分熱く、長く語ってしまいました。
この2つの番組が私はもともと好きなので大なり小なり贔屓目に書かれていると思います。
だから正直番組の説明をうまくできているかと言うと甚だ不安です。
すいません。
ただ、これだけは言っておきます。
聞いてみてください。面白いですよ。
では、また
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