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光ります



アクリジョンキットの猫外部ウィンド が完成しました。
 今作はご覧のように黒猫にしました。


 パッと見ると全体は黒一色ですが、一応2色の黒で陰影をつけています。
 その後ドライブラシで所々にハイライトや茶系の色を混ぜた黒などを乗せて毛の質感を再現してみました。
 如何でしょうか?(各画像はクリックすると拡大表示されます。)












ヒゲ

 もともと頭部にはヒゲの彫り込みがあったのですが、その溝はパテで埋め、0.3ミリの穴を開け、ヒゲを移植しました。




 ちなみに、このヒゲは毛先の先端が細くなっているタイプの歯ブラシから移植しています。
 このアイディアはアクリジョンキットシリーズの原型師でもある守亜外部ウィンド 氏から直接教えて頂いたアイディアです。
 この場を借りて御礼申し上げます。

猫目



 今回の最大のハイライトは何と言っても目です。
 上の画像にあるように、この猫は暗いところに持って行くと、目がぼんやり光ります。
 何故光るのかというと、目に蓄光塗料を塗っているからです。
 手順は以下のように。

猫目の塗装手順





 まず目の部分に下地として白を吹いてからマスキングゾルで覆い、それから全体の塗装を行います。




 全体の黒系の塗装が終わってからマスキングゾルを剥がし、白い部分を露出させます。




 続いてクリアイエローを吹き重ねます。




 そして蛍光グリーンを目の中心部に重ね吹きし、その上にガイアカラーの夜光グリーンを重ね吹きしました。
 ただ夜光グリーンを吹いたら若干白っぽくなりツヤも半ツヤっぽくなってしまったので、更に蛍光グリーン>クリアーを重ねました。
 最後に黒目部分をエナメル系で描きました。

 描き終えてから思ったのですが、暗いところで光らせて見せることを想定するならもっと黒目(瞳孔)を丸く描いても良かったかもしれませんね…


 何はともあれ、以上黒猫の作業報告でした。

 考えてみると、アクリジョンキットの過去作は現実にいるかどうかより、見た目が面白くなるように塗ったため、実在するかどうかは考慮していませんでした。
 しかし、今作は黒猫という初めて実在する配色を参考に塗りました。
 正直思ったような質感には仕上がりはしませんでしたが、目の発光は出来たので良しとします。
(たぶん、これもいつかリベンジするんだろうな)


 では、また


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